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パブリックコメントを出しましょう!

ニャンコサイトのあちこちで見かける言葉、パブリックコメント。


パブリックコメントって何ぞや?
法令の制定・見直し時にみんなの意見を行政に反映させるため、
広く意見を募集すること。
ちなみに動物愛護管理法の見直しは5年に一度だけ。
今年は一度のその大切な時です。
・・・・・・だそうです。



環境庁が8月27日までパブリックコメント(意見募集)を募集しています。
あと9日間です・・・。


『犬猫の関連業者やブリーダーは死活問題となる為に、必死でパブリックコメントを送っています。
5年前の前回、業者票9500票、一般票200票で真に意義のある改正が出来なかった動物愛護管理法です。
多くの動物を愛する人達が、この動物愛護管理法の改正やパブリックコメントについて
知らなかったことがその敗因だと思います。』
と言う言葉があちこちで見られます。

昨年1年間で犬64,061頭、猫165,771頭、計23万近く殺処分されたそうです。
税金を使って毎日たくさんの犬猫を殺している中、自分たちの利益の為のみに
強制的に繁殖させている動物販売業者(業者すべてとは言いませんが・・)。
驚くことに殺処分される犬猫の4匹に1匹は売れ残った、売り物にならないなどの理由で
業者によって持ち込まれた犬猫たちだとも言われます。
単に「子犬仔猫製造物」として年に何回も体がボロボロになるまで妊娠出産をさせられた
母犬猫たちも沢山いるとか・・・・。


こうしたことが少しでもなくなるよう、法改正が見直されるよう力を尽くそうではありませんか?


パブリックコメントを出しましょう!_a0091215_1257016.jpg
「みんなで頑張ってほしいニャ」




ではどうすればいいのか?・・・
動物愛護に関して、言いたいことは沢山あっても、何でも良いから自由に意見を述べるというのでは無く
今まとまりつつある「動物取扱業の適正化の案」に含まれる各項目に対して、賛成なのか、反対なのか、
またその理由を簡潔に意見するのがパブリックコメントだとのこと。


「動物愛護管理のあり方検討小委員会」のまとめた「動物取扱業の適正化について(案)」が下記の項目で
(それぞれに内容が書いてあります)、それについて賛成反対の意見・理由を述べるわけです。
  1.深夜の生体展示規制
  2.移動販売
  3.対面販売・対面説明・現物確認の義務化
  4.犬猫オークション市場(せり市)
  5.犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
  6.犬猫の繁殖制限措置
  7.飼養施設の適正化
  8.動物取扱業の業種追加の検討
  (動物の死体火葬・埋葬業者、両生類・魚類販売業者、老犬・老猫ホーム、
   動物の愛護を目的とする団体、教育・公益目的の団体)
  9.関連法令違反時の扱い(登録拒否等の再検討)
  10.登録取消の運用の強化
  11.業種の適用除外(動物園・水族館)
  12.動物取扱責任者研修の緩和(回数や動物園水族館・動物病院の扱い検討)
  13.販売時説明義務の緩和(犬猫以外の小動物等での説明義務項の緩和の検討)
  14.許可制の検討(登録制から許可制に強化する必要性の検討)


詳しくはこちらのサイトを見て下さい。
*One Action for Animals*



送る方法は・・・
郵送/ 〒100-8975  東京都千代田区霞が関1-2-2
      環境省自然環境局総務課動物愛護管理室 御中
           ※"「動物取扱業の適正化について(案)」に関する意見在中"と書く

E-メール/ shizen-some@env.go.jp
           ※タイトルに"「動物取扱業の適正化について(案)」に関する意見"と書く
           ※word等をファイル添付でなく、本文を直接メッセージ画面に書く。

FAX送信/ 03-3508-9278

           



理解するのは難しくはないのですが、作業(書き纏めること)が面倒でした。
ひな形は「パブリックコメント」で検索しても得られます。
管理人も何とか書き上げ、メール送信を致しました。よろしければ、これに加筆、変更を加えて送る事も出来ると思います。
(そして、メール画面に貼り付ける。あるいはword等に書きだして郵送又はFAX送信)

この好機を逃さず、動物たちの為に協力していただけたら幸いです。





 
by tya_ka | 2011-08-27 00:44 | 思うこと・感じること
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