よみがえる

これ、蟇股(カエルマタ・写真上)と斗組(マスグミ・写真下)です。

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取り壊した本堂に使ってあったもの・・・つまり、230年前のもの。







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新築の計画の中にこれらを使う予定はなかった。
建物が小さくなるため、うまく使えないと思ったから。

それが本堂の解体が始まった時
少しづつ消えてゆく230年の歴史・・・。

それまで230年前なんて架空の時代にしか感じられなかったけれど
ここを作り、ここに集い、同じ空間を共有した人が確かにいた
と思うと、その歴史を確かなものにするために
出来れば、古いものをそのまま継承したいと思った。

しかし解体を見ていると、これからの長い年月には
耐えられそうにないことが明白だった。



なので新築を選択したのは正しかったのだが、
旧本堂の使えるものは使いたいと堂宮さんに話すと
「大丈夫です、使えますよ」との返事。
綺麗に洗って、使ってくれたのがこの写真。

230年前のものが蘇ったのである。

我々がいなくなってもこれらの物はまた歴史を刻む。
なんだか感動的である・・・。
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by tya_ka | 2010-09-03 22:20 |
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